エクセル(EXCEL)のMIN関数の使い方と例です。
目次
書式の解説
書式(構文)
書式と説明 | 関数の分類 |
---|---|
=MIN(数値 1, [数値 2], …) ▼指定した範囲内の最小値を返す。 | 統計 |
数値 1 | 最小値を探すセル範囲 | 必須 |
---|---|---|
数値 2 | 2個目以降の範囲は、カンマで区切って追加 | 任意 |
使用時のポイント |
---|
複数の数値または数値範囲から最小値を見つけ出す 最小値を把握し、データの分布や傾向を分析する際に役立つ IF関数と組み合わせて、特定の条件を満たすデータの中で最小値を求めることができる 空白や非数値データが含まれていても、エラーを出さずに数値データの中で最小値を計算する |
使い方と使用例
範囲内の最小値を求める
【使用例】
=MIN(A2:A5)
1:最小値を求めたい範囲のA2:A5を設定
結果:5
最小値を求めるには、MIN関数を入力した後に最小値を求めたい範囲を設定します。また、最小値を求める範囲を追加したい場合は、カンマで区切って、範囲や値を追加しましょう。
空白や文字は無視される
MIN関数で選択した範囲内に、文字列や空白のセルがある場合は、そのセルを無視した中から最小値を導き出してくれます。
0を除いて最小値を出す方法
0を除いた配列を参照させる
【使用例】
=MIN(IF(A1:A10<>0, A1:A10))
1:IFの条件でA1:A10<>0を指定し、0以外はTRUE、0をFALSEと判定させる
2:TRUEの値を配列として評価させるので0以外でMIN関数を実行できる
結果:5
MIN関数で参照する範囲に、IF(範囲<>0,範囲)を適応することで、0を除いた値で最小値を取ることができます。
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