エクセル(EXCEL)のCOUNTIF関数の使い方と例です。
目次
書式の解説
書式(構文)
書式と説明 | 関数の分類 |
---|---|
=COUNTIF(範囲, 検索条件) ▼指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数をカウントする。 | 統計 |
範囲 | 条件を適用するセル範囲 | 必須 |
---|---|---|
検索条件 | カウントする際の条件 | 必須 |
使用時のポイント |
---|
特定の条件を満たすセルの数をカウントできる 条件は数値、文字列、または日付など、様々な形式で指定できる ワイルドカード(* や ?)を使用して、部分一致を検索できる 大文字小文字を区別しない |
使い方と使用例
不等号を使って○○以上のデータ数を数える
【使用例】
=COUNTIF(C2:C11,">=80")
1:テストの点数を検索したいC2:C11の範囲を選択
2:検索条件として80点以上を数えたいので、不等号を使い">=80"を設定
結果:6
COUNTIF関数の検索条件に不等号を設定した例です。テストの点数が、80点以上の生徒のデータを出しています。
特定の文字列をカウントする
【使用例】
=COUNTIF(B2:B11,"りんご")
1:りんごが何個あるか数えたい範囲のB2:B11を設定
2:検索条件に"りんご"を追加する
結果:2
COUNTIF関数では、文字列の数を数えることができます。文字列を指定する際は””で囲うか、直接文字列の入ったセルを参照させるなどしましょう。
もちろん関数の結果などを検索条件に入れることもできます。
応用テクニック
ワイルドカード(* )や ?を使用して、部分一致を検索
【使用例】
=COUNTIF(A2:A11,"*東京都*")
1:住所の入ったA2:A11の範囲を選択
2:東京都を含む条件にしたいので、前後にワイルドカードを設置して"*東京都*"を検索条件に設定
結果:4
COUNTIF関数では、*(ワイルドカード)や?を使って部分一致を検索することができます。特定の文字を含むセルをカウントしたり、見つける際に有効です。
ワイルドカードはSUMIF関数やXLOOKUP関数などの条件にも使用できます。
ワイルドカードと?の詳細
記号 | 説明 |
---|---|
*(ワイルドカード) | 特定の文字列がn個ある状態 →「*商品A」ならば商品Aで終わる →「商品A*」ならば商品Aで始まる →「*商品A*」ならば商品Aを含む |
? | 特定の文字が1つある状態 →「?商品A」なら任意の1文字が商品Aの前にある →「商品A??」なら任意の2文字が商品Aの後ろにある |
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