SUM関数の使い方と例【スプレッドシート】

スプレッドシート(spreadsheet)のSUM関数の使い方と例です。

目次

使い方と書式

書式(構文)

書式と説明関数の分類
=SUM(数値 1, [数値 2], …)

▼範囲内の数値をを合計する。
数学・三角
書式

=SUM(数値 1, [数値 2], …)

数値 1合計したいセル範囲必須
数値 22個目以降の範囲任意
ポイント
範囲内の数値の合計を出すことができる
数値はカンマで区切って複数指定可能、関数や四則演算も組み合わせられる

使用例

範囲内の数値の合計を出す

=SUM(A1:F5)

上記の例では、オレンジの範囲内の数値の合計を出しています。=SUM()を入力した後に、合計する範囲をクリック&ドラッグして選択しましょう。

カンマで区切って合計したい値を追加する

=SUM(A1:A5,B1:B5,C1:C5,D1:D5,E1:E5,F1:F5,)

カンマで区切ることで複数の合計値を出すことができます。上記の例でも、同じ合計値になります。

数値を直接入力して合計する

=sum(10,100,1000)

数字を直接入力して合計することも可能です。範囲指定と組み合わせて=sum(10,100,1000,C1:C5)のように毎回10を足した数を合計するなど組み合わせて使用することもできます。

応用テクニック

四則演算を組み合わせる

=SUM(5*6,4+1)

SUM関数内で、四則演算や関数などを組み合わせて計算することも可能です。

COUNTIF関数を組み合わせる

東京の架空の住所郡から渋谷と銀座の住所の数を合計する
=sum(COUNTIF(A:B,"*渋谷*"),COUNTIF(A:B,"*銀座*"))

COUNTIF関数では、範囲内の一致した文字の数を数値として返すので、SUM関数に組み込むことができます。任意の複数のデータを探索したい際に役立ちます。

合計が0になる(計算されない)時の対処方法

書式設定を数値にする

手順説明
1
SUM関数が合計されず、0になる例
2
数値にしたい範囲を選択する(例ではA列を選択)
3
上のバーにある「表示形式」を選択→数字→0
4
A列の値が数値になり、SUM関数が動作するようになります。

SUM関数の合計が0になる原因は、数字の書式がテキストになっている場合がほとんどです。まずは、書式を見直しましょう。

VALUE関数を挟む


SUBSTITUTE関数でページ数のみを切り出した例
このままでは文字列なので合計できない

結果をVALUE関数で数値に変えることで
SUM関数で合計できるようになる

関数の途中でテキストとして数字を切り出したい場合は、VALUE関数を挟むことで、数値に変えてSUM関数で合計できるようになります。

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